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Toini Muona [トイニ・ムオナ] 1904-1987 フィンランド
陶芸家。1904年生まれ。
1927年にモデルデザインの学科を卒業後、セントラルスクールオブアーツアンドクラフツで学ぶ。Toini Muonaは彫刻と陶芸に興味があり、Alfred William FinchとElsa Eleniusのもと、陶芸科で勉強を続け、1932年まで陶芸のスタジオで働いた。Alfred William Finchは生徒に古代中国の陶器を紹介し、それはToini Muonaにも影響を与えたといわれる。
1931年、Toini Muonaはアラビアの工場に雇用され、33年には設立されて間もないアートデパートメントのアーティストになった。1970年に引退するまでの間、彼女のアラビア社でのキャリアは続く。
1932年、ヘルシンキのMuseum of Applied Artsで最初の個展を開催し、それがきっかけで助成金をもらい、フランスとイタリアに勉強のために旅行する機会に恵まれる。 Toini Muonaは、ヨーロッパのみならずエジプト、タイ、中国、アメリカなど幾度と無く海外に行き、その経験は作品に反映されてた。
1929年にはthe Finnish Society of Crafts andDesignとOrnamoの定期展に参加し始める。パリ万博や、ミラノトリエンナーレ、各地のワールドフェアなど数々のメダルや賞を受賞している。
40年代までに陶芸家だけでなくフィンランドの陶芸指導者として注目されるようにもなった。
当初、伝統的なラインの作品を作っていたが、その中にアシンメトリーなフォルムがあらわれはじめ、40年代には、代表的な作風である細長くて曲がった花瓶をつくりはじめた。ろくろに熟練していたToini Muonaは、自然のかたちや色からインスピレーションを受けて作品をつくっていたという。
1948年には葉っぱをかたどった新しいデコレーションを開発する。この技法はタイルなどに使用され、人気となる。60年代にはシンプルなフォルムの新しい作風をつくった。
また、グラスデザインも行っており、リヒマキ(37年、49年)やヌータヤルヴィ(60年代初期)のにもデザインを提供している。
彼女は芸術家としての気質に満ちていたといわれ、その 作品への熱意、納得いかないものへの怒り、ユーモアなどは創作の源になっていた。
1987年6月23日にヘルシンキにて没。88年にはアラビアムージアムとMuseum of Applied Arts共同で回顧展が催された。 |
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